お年賀ギフトとは

お年賀の贈り物ギフトとは

 

*お年賀（おねんが）**は、新年のご挨拶とともに日頃の感謝を伝えるための贈りものです。
お歳暮が「年末の感謝の贈答」であるのに対し、
お年賀は「新しい一年もよろしくお願いします」という前向きなご挨拶の意味を持ちます。

 

なぜお年賀を贈るのか

 

ビジネス・個人どちらにも共通して、次のような役割があります。
■ ① 新年のご挨拶（リレーション維持）
新しい一年の始まりに、丁寧に挨拶を交わすことで関係性がより強固になります。
■ ② 日頃の感謝の気持ち
「昨年お世話になりました」という感謝を、形にして伝える効果があります。
■ ③ 良好な関係を新年も継続する意思表示
取引先・顧客・親戚などに対し、「今年も引き続きよろしくお願いいたします」という温かいメッセージを伝えます。
■ ④ 手軽に気持ちだけを届けられる
お歳暮のような高額品ではなく、気軽に贈れる点も利用しやすい理由です。

 

どんなものがお年賀ギフトとして適切か
お年賀は以下の3つを満たすものが選ばれる傾向にあります。

■ 1. 日持ちする食品
年始は忙しく外出も多いため、すぐ使わなくても良いものが好まれます。
日本茶（煎茶・玉露・ティーバッグ）
和菓子・お煎餅
コーヒー・紅茶
海苔・だし類
調味料ギフト
※日本茶は「縁起物（お清め・健康）」として特に評価が高いカテゴリーです。
■ 2. 干支・新年らしさを感じる包装
お正月の雰囲気を楽しんでもらえる演出は喜ばれます。
紅白・金銀を基調としたデザイン
椿・松竹梅・鶴亀などのおめでたいモチーフ
「迎春」「謹賀新年」などの掛け紙
■ 3. 高価すぎない価格帯
気軽なご挨拶ギフトであるため、一般的には以下の価格帯で選ばれます。
個人用：500〜2,000円
企業・取引先向け：1,000〜3,000円
特に関係深い相手：3,000〜5,000円
お歳暮よりもライトな贈りもの、と位置付けられています。
ビジネスでの贈答における注意点
取引先向けにお年賀を贈る場合は、以下がポイントです。
■ ①「仕事始め」に合わせて届ける
一般的には1月7日（松の内）までに贈るのが基本。
企業によっては年始営業開始日に合わせて手配します。
■ ② のし表記は「御年賀」
名入れで会社名・担当者名を入れると丁寧な印象になります。
■ ③ 消え物・軽食品が無難
高価すぎる品は気を遣わせてしまうため、消費しやすい食品や飲料が最適です。
お年賀ギフトに「日本茶」が選ばれる理由
貴社の業務とも親和性が高いので、特に強調できるポイントです。
● 縁起物：邪気を祓う「お清め」として古来より重宝
● 健康志向：年始は健康意識が最も高まる時期
● 常温で日持ちし、軽くて贈りやすい
● 幅広い年齢層・業種に喜ばれる
● セット内容のアレンジがしやすく単価調整も可能
「金箔入り日本茶」などの華やかな商品は、お年賀の用途と非常に相性が良いです。

 

まとめ
お年賀は “新しい一年の良い関係性を築くための、気軽な贈りもの”。
そのため、
日持ちする食品
新年らしい華やかなデザイン
手頃な価格帯

 

-